高タンパクのドッグフード

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高タンパクのドッグフード

多くの種類が揃うドッグフードは、それぞれに特長を謳っています。
近年注目を浴びているものの一つが高タンパクのドッグフードです。
犬はもともと肉食動物であるということで、動物性たんぱく質を多くしていることが最大の特徴といえます。

高タンパクのドッグフードについては、世界的に評価が高い欧米産の製品が日本でも知られています。
筋肉など身体組織をつくり保つために欠かせないたんぱく質はドッグフードの成分としても不可欠です。
人間も一緒で、特にアスリートなど運動量の多い人はプロテイン飲料などで食事以外にも補給しています。
同じように考えれば、フリスビー犬や猟犬など運動量の多い犬には、高タンパクフードが向いているのかもしれません。

一方、高タンパクのドッグフードに懐疑的な意見もあります。
広い場所を走り回る機会も多い欧米の中大型犬用に製造されたものが、どちらかというと運動不足気味で小型犬も多い日本の状況には合わないのでは?という考えです。
体内に入ってきたたんぱく質が必要量を越えると体外に排出することになりますが、入ってから出るまでに肝臓や腎臓に過大な負担をかけている疑いもあるようです。

環境省自然環境局動物愛護管理室から平成21年に発行された「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によれば、犬は長く人間と暮らすことで、肉食だった祖先のオオカミとは違う雑食性になり、必要な栄養素も人間に近くなったそうです。
進化の過程で食性が変化することはあり得ることで、元々肉食だったパンダが環境に適応して笹や竹を食べるようになったことが良く知られています。

犬種、あるいは環境や身体的特徴によって、好ましい食事は違っていて当然です。
高タンパクのドッグフードが適している愛犬もいれば、そうでない場合もある、というだけのことかもしれません。
最近肥満気味で、高たんぱくのドッグフードをあげる必要がない犬には、脂肪や穀物があまり含まれていないフードを与えるようにしましょう。
特にタンパク質は、基準値である22%程度のものを選ぶのが大切です。
また、もし高たんぱくのドッグフードを与え続けるのなら、さんぽの回数を増やすなど適度な運動をさせるようにしましょう。
高齢のペットに関しては、健康診断の回数を増やす事も必要です。

犬の先祖は確かに肉食のオオカミですが、雑食性の犬は腸が長く盲腸もありオオカミとは違い植物性のものも消化できます。
また、肉食動物は肉だけを食べて生きているわけではなく、ほかの動物の内蔵などを食べることで間接的に炭水化物など植物も摂取しています。
もともと肉食だから、肉だけ食べていれば大丈夫、というのは少し短絡的なのかもしれません。

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